クラッシャージョウは1983年に劇場公開。
安彦良和先生が監督とキャラクターデザインをされた作品で、原作は高千穂遙先生。
機動戦士ガンダムの劇場3部作の公開が終わり、安彦先生の作品と言う事もあり、当時は注目を集めておりました。
私は小説のクラッシャージョウを読んでいた事もあり、当時公開が決まった事はとても嬉しかった記憶があります。
クラッシャージョウの復活上映会は19時からですが、18時過ぎに到着してみると、数人の方がすでにおられました。
エレベータホールにはクラッシャージョウのポスターが展示されてました。
ホールにはクラッシャージョウのポスターとファイター1、ファイター2の模型が展示されてました。
この日、ファイター1とファイター2は特別販売されていました。
電子版のクラッシャージョウのパンフレット告知です。
ゲストはクラッシャージョウ役の竹村拓さんとアルフィン役の佐々木るんさんで、上映開始前の時間に舞台挨拶が行われました。
内容
竹村さん
「みなさん、31年振りでか(笑) 31年・・・ぞっとしますね(笑)
僕が大きいスクリーンで観たのが大阪だったと思うんですけど、その時以来ですから、ちょっとワクワクしております。久しぶりに大きい映像で観れるというので、皆さんと一緒に楽しく観たいと思います。よろしくお願いします。」
佐々木さん
「みなさん、寒い所ありがとうございます。佐々木るんです。
31年ぶりですね(笑) 笑いしかない様な気もしますが(笑)
今日はですね、みなさんと31年前に帰ってほんとうに楽しみたいと思っています。
皆さんに気持ちをシェアして頂きたい事がいっこありまして、丁度2日前ですかね、マーフィの親分が天国に逝かれました。
大好きな悪役、ブロンソンの頃から大好きだったんですけど、今頃大塚明夫ちゃんも涙に暮れているんじゃないかと思います。
ですから、マーフィが出てきたら思いを一緒にしてちょっとお祈りしてあげてください。
よろしくお願いします。」
司会
「この中で31年前観ました方どのくらいいらっしゃいますか?」
会場内のほとんどの方が挙手(笑)
佐々木さん
「みんないくつだったんでしょうね(笑)」
司会
「平均年齢40代以上(笑)」
「この中で20代って方いらっしゃいますか?」
会場内1人?か2人。
司会
「当時のクラッシャージョウはサンライズとして大々的に劇場でおりましたので、お二人には全国行脚をやって頂いて、お二人と安彦さんと高千穂さんと」
佐々木さん
「いつも一緒だんたんですよ。4人は今でも仲良しです(^^)」
司会
「まわって頂いて、その辺で何か思い出があれば。」
佐々木さん
「そうですね・・・」
竹村さん
「札幌?!」
佐々木さん
「さっぽろ(笑)札幌ね」
竹村さん
「札幌で接待をしてもらって、美味しい物を食べて、じゃあ宿の帰ろうかって言ったらるんがラーメン食べたいって」
佐々木さん
「札幌に行ったらラーメンでしょ。 たぶん残しましたけどね。」
竹村さん
「そうでしょ」
佐々木さん
「そうだよね。避難轟々でしたけど。」
「札幌にいっぱいタヌキさんが並んでてですね、ちょっと似てる人がいてね、『ちょっと似てない?』って言ったら、それからすっごい機嫌が悪くなって(笑)
その方からメッセージがありまして、今日は安彦さんは・・・(笑) 今日は安彦さんが何で忙しいかご存知ですよね。ガンダムオリジンでとっても忙しいので、行けなくてごめんねってメールが来てました。
みんないい思い出を残して、楽しんで帰ってねってメッセージがありましたよ。」
「高千穂さんの方はもう直ぐ本がでますよね。ジョウの新刊が。」
司会
「うちではない所からなんですけども、2月22日に『びじんのきょうえん』という最新巻 シリーズ12作目が出る事になりました。
なかなか字が読めなくて、美しい神と書くんですが、スタジオぬえさんに電話して『なんて読むんですか』って聞いて、担当の方も分からないんで本人に聞いて、やっとわかったと(^^)
たぶんほんとうにちゃんとわかっている方はここだけじゃないかと思いますんで、美神の狂宴と言うものが早川書房から出ます。」
佐々木さん
「狂宴ですもんね。
狂うって書くんですよ。
放送禁止用語じゃないですかね。
小説ですから大丈夫ですね。」
司会
「高千穂さんもこれをやる事は話をして、ツイッターでいろいろ宣伝をしていただきまして、チラシを配ろうかなと話をしてたんですけど、画が上がってないって話を・・・」
佐々木さん
「安彦さんですね。」
司会
「本は上がってると聞いていますので。」
佐々木さん
「オリジン忙しいですものね。」
司会
「オリジンは・・・ま・・・えっと、はい。」
佐々木さん
「みなさん、2月28日ですよ。 2月28日がオリジンの公開日ですよね。」
司会
「オリジンの告知していいか悩んだんですけど、フィルムとしてはできていますので、安彦さんの作業としては1回目は終わってます。次の所をがんばってる感じです。」
佐々木さん
「出来がいいんだよ。観てねって書いてありましたよ。」
司会
「はい。あの~みなさん観てください(^^)」
「収録でのエイソードとかは・・・」
竹村さん
「収録は・・・へたくそ~」
佐々木さん
「へたくそ~なのは拓と私だけだもんね、あとはそうそうたるメンバー」
=== この間の会話が聞き取れませんでした。。。 ===
竹村さん
「やっと主役できるんだ。すごいな~がんばんな~」
佐々木さん
「フフフ だって私アルフィンの画を自分の部屋にオーディションの後になかなか決まらなくって、ジョウが決まらないから、1カ月くらいず~っとアルフィンの安彦さんが描いたお尻くねくねと動く入ってくる所あるでしょ、あの画をず~っと貼っといて、毎日オーディション受かります様にってお願いしてたんですよ。ねぇ(笑)」
司会
「竹村さんはその時新宿の・・・」
竹村さん
「僕はすぐ隣のビルの7階で料理屋のフロアマネージャをやっておりました。
高千穂さんがそこに来て、『やっていただけますか?』って、半ば脅しながら。怖かったですよあの人革ジャン着て来まして(^^)」
佐々木さん
「そうだよね、バイクにハマってたよね。」
竹村さん
「今は自転車でしょ。」
佐々木さん
「そうそうそう。 昔はかっこよかったよねぇ(竹村さんが「昔はね」)そうそうそう、そしたら返事帰ってきませんでした(笑)」
竹村さん
「今もかっこいい。」
佐々木さん
「今もかっこいいですね。」
「今日は酔っぱらうシーンもありますので、そこはみんなでワイワイ言って一緒に観てもらいたいので、周りが騒がしくてもそれは無礼講でお願いします。」
司会
「今日は専門チャンネルでHD版を放送したんですけど、それと同じマスターで上映いたしますので、凄い綺麗な映像で観れます。」
「お二人はこのまま客席にいきますので、最後に一言」
竹村さん
「是非、僕も楽しんで観ますので、31年ぶりの感動を共有したいと思いますので、よろしくお願いします。」
佐々木さん
「私も皆さんと一緒にワイワイ一視聴者になって観るのが夢だったので、今日はすごく嬉しいんです。一緒に楽しんでいきましょう!」
上映後、会場が暖かい拍手に包まれる中、お二人がスタンディングし、挨拶をしてご退場されました。
こんなに暖かな雰囲気の上映会はなかなかないですね。
これも竹村拓さんと佐々木るんさんのお人柄が皆さんの心を暖かくしたからでしょうね。
良い上映会でした。
上映の後、退場して、劇場の入口で大好きなアルフィン役の佐々木るんさんを待つ事に。
40分くらい待った頃、お一人で出て来られた所をお声掛けしました。
私
「るんさんお疲れ様でした。」
るんさん
「待ってたの?寒かったでしょ ごめんね」
もう、この一言で寒さを我慢して待ってた甲斐がありました。
お話できて嬉しい(^^)
るんさん
「いくつの時(31年前)に観たの?」
私
「こう見えて今年50歳なんです。。。」
るんさん
「え?」
私
「高校生でした(^^;」
こんな会話もしました。
他にゲームお仕事のお話も聞けましたが、まだ発表できないとの事でした。
そして、お願いしてパンフレットとポスターにサインしていただきました。
佐々木るんさん ありがとうございました!
大切な思い出となりました。
クラッシャージョウ復活上映会に行く前に、書庫に寄ってクラッシャージョウ関連を漁ってました。
こちらは高千穂遙先生の著書「クラッシャージョウ」の本で、朝日ソノラマ版です。
クラッシャージョウの劇場版パンフレットと挿入歌のレコード、それと朝日ソノラマ版の「クラッシャージョウ虹色の地獄」です。
クラッシャージョウの物語は大好きなので、2月に発売される高千穂遙先生の新刊が出たら直ぐに読みたいと思います。
それと、また復活上映を観に行きたいです。
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