館長庵野秀明 特撮博物館に行って来た2012年07月21日 10:40

7月20日

 わりと近所で開催されてる「艦長庵野秀明 特撮博物館」に行って来ました。
 開催場所は東京都現代美術館。
 

 東京都現代美術館
 アクセスの紹介はこちらです。


 初めて行ったのですが凄く大きな建物なんですね。この特撮博物館の開催だけ
 でなく、他の展示会も開催されていました。

 特撮博物館に入場するには前売りを購入して行くか美術館に行って入場券を
 買うかどちらかになると思いますが、これから夏休み期間中になるので事前に
 入場券を用意して行った方がいいかもしれませんね。

 それとお勧めは館内の展示物を説明する音声ガイド。
 それを聞くために機器を借りるのですが、これは絶対借りた方がいいです。
 一人用ではヘッドホンが無いので、機器を耳にあてて携帯電話の様に聞くの
 ですが、この音声はあまりよくありません。 なので自分で用意したヘッドホン
 を使って聞く事をお勧めします。ステレオでとてもいい清川氏のガイドが
 聞けますよ。
 ちなみに機器を借りると500円かかります。
 また、機器のヘッドホンジャックはミニになってます。iPhone等でお使いの
 ヘッドホンで大丈夫です。


        [ click! ]と記載がある写真は大きくなります


 展示内容を大きく分けて8つのエリアに分かれております。
  原点Ⅰ人造
  原点Ⅱ超人
  力
  巨神兵東京に現わる
  軌跡
  特撮美術倉庫
  特撮の父
  技
  研究
  特撮スタジオ・ミニチュアステージ
 
 

 ●原点Ⅰ人造では海底軍艦や宇宙大戦争と言った映画で使用した宇宙船や
  小物、資料、設計等が展示されておりました。
  私はこの頃の作品ってあまり見た記憶がないのですが、ガイドを聞きながら
  見てると楽しくなります。
  マグマ大使のロケットが観れたのがよかった。ロケットの噴射口なんか黒く
  煤んでる所なんか実際に使用していたんだなって。
  マイティジャックのコーナーもあってこれも懐かしかった。
 

 ●原点Ⅱ超人
  ウルトラマンのエリアはもう懐かしくて。実際使われたウルトラマンのマスク
  や流星バッジ、それと隊員が使ってたガン。
  それと特撮で使用した戦闘機等も展示されてます。
  成田亨氏のウルトラマンの作画もよかったです。
  ウルトラセブンの原画にはレッドマンって文字も読めたりして決定稿と違いが
  見れるのも面白かったです。

  ライオン丸やスペクトルマン、トリプルファイター等の実際使用されたマスク
  も展示されており、こちらも懐かしくてよかったです。


 ●力
  このコーナーはガメラで使用したミニチュアやガメラが展示。
  今はない渋谷パンテオンの建物ミニチュアはすごかった。
  屋上のプラネタリウムも懐かしい! ここでガンダムグリーンダイバーズを
  見ましたw
 
 
  展示コーナーの最後の方に国会議事堂も。
  仕事で国会議事堂に行ってるのですが、ミニチュアもよくできてました。
  他にもミニチュアの展示があってどれもすごいです。
  頭上には大きなジャンボジェットも!

 

 ●巨神兵東京に現わる
  9分強の映画が上映されてます。
  オール特撮?すごいです。

 ●軌跡
  今回上映された巨神兵の特撮風景や実際の撮影動画も放映されてます。
  大人達が真剣に遊んでる映像は面白いですよ。
  設定画もあってなかなか。

 ●特撮美術倉庫
  トタンでできた壁等が実際の倉庫を思わせる作りになってるコーナー。
  戦車、ヘリコプター、飛行機、電車等、実際に使われたミニチュアの展示。
  ゴジラの頭部骨格や巨大な足。
  キングギドラのスーツも展示されてます。


 ●特撮の父 技 研究
  円谷英二氏の紹介コーナー。
  技ではミニチュアの原図や原案図等の原画が展示されています。


 ●特撮スタジオ・ミニチュアステージ
  このコーナーは撮影できるので写真をご覧ください。
  10m四方はあろう場所にミニチュアセットの大群w
  遠くから撮影するとこんな感じで展示されてます。


 

 近寄って撮影。
 まずは建物で言う3階くらいの高さからの目線。
 まるで本物!
 瓦屋根なんかもすごいですよね。




 マンションには布団なんかも干してあるし。
 手前の屋根の汚れもいい感じ。
 

 この建物も実際ある様に見えます。
 なんか昔のうちの実家みたいw


 皆さんが撮影してるのはミニチュアの道路越しに撮影すると、人が大きく
 なった感じで撮れるからでです。
 ここは複数人で行くと面白いかも。 東京タワー前に人が立ってここから
 撮影する事をお勧めします。

 

 手前からローアングル? 人の目線で撮影するとこんな感じです。
 ガードレールや建物もよくできてます。

 これ外に置いてたら実物とわからないかも。
 東京タワー前に人が立つと実際に大きく感じますね。

  歩道のコーナー凸面鏡?には私のカメラと手が写りこんでますw

 東京タワー側から撮影するとこんな感じ。
 路面の壊れ方も凄いですね。

 歩道橋もハンパない!

 東京タワー付近のビル群の破壊後。

 このアングルもスゴイです。
 実際の空があったら見間違うかも。



 JR西荻窪駅の駅舎?
 

 これもよくできてます。


 そして劇中で使用したミニチュア。
 新聞なんかそれっぽい!
 

 街頭や電柱もよくできていたんですが、コピー機がw
 ここまで作りこんでるとは。



 こちらの撮影コーナーは部屋の窓越しに撮影する事ができます。

 こんな感じで皆さん撮影してました。

 で、撮影するとこんな感じ。
 複数人で行くと窓越しに人が撮影できて面白いです。
 しかし部屋の中は凄い作りになってますね。
 本棚にはジャンプかな。
 もう実際にありそう。 ゲーム機はプレイステーションなので90年代かな。

 

 この撮影できるコーナーだけでも1時間は遊べます。

 まだ沢山のミニチュアがあるのですが実際に観て感じて下さい。

 

 実際に音声ガイドを聞きながら全ての展示を観る3時間はかかってしまいます
 ので、これから行かれる方は時間に余裕をもって行って下さい。
 楽しいので男の子は是非!