次の世代への思い ― 2014年12月31日 16:30
昨日のレコード大賞を見ていて思った事
歳をとったと言う感覚はないのですが、レコ大見ていて知らない曲があったり、はたまた関心が無くなったのか、どうもつまらないなと。
幼少の頃はテレビをよく見ていたせいか、自然と音楽や歌謡曲、アニソンも耳に残る程よく覚えていて、カラオケでも若い頃の曲ばかり唄っている。
関心がなくなると、こうも違いがでるんだなと、知らない事や音楽もそう。
ガンダムもそうなのかと考えたら、以前こんな記事を読んで、極端な現実を知る事になったのを今思い出しました。
この記事を読むと解る通り、ガンダムエースの購買層は極端で、アラフォーだけに限定されており、他の世代ではガンダムエースが全くランキングされていない。
この事はどう言う事が表されているか解ると思いますが、要は私世代(40~50代)しかガンダムのファン層がいないのが良く解ります。
この年代が一番お金を出す世代で、且つ最大のファン層、現状の売上には満足かもしれませんが、関心が無い世代や次の世代、次のファンが付かない限り、私世代で終わってしまいます。
若い層、子供に興味を持ってもらい、次のファン層を作る必要があるのは、既にバンダイやサンライズが気付き、取組んでいる事ですが、あの80年代の様な盛り上がりには至っておりません。
その事が先日開催されたGのレコンギスタ スペシャル上映イベントでの富野監督の発言になったのだと考えられます。
【 Gのレコンギスタ スペシャル上映イベント 終了後に行われた、富野由悠季監督の最期の言葉より 】
『エンディングになる様な物語ではありません。が。Gのレコンギスタとして、ベルリとアイーダの物語なのか、ルインとマニーの物語なのか、クリムとミックの物語なのか、わかりませんけれども、彼らはおそらく次の世代も生きるではないかと思ってますし、そう言う物語を作る事で、この後に続くスタッフが物語作りを考えて頂けたらなと。そう言うガイドを作りつつあると思ってます。』
富野監督は前々から子供達に見てもらう為のアニメを作ると言ってましたが、メッセージの意味ではGのレコンギスタがそれを担ってます。
が、そこに子供達がどうついて来るかは、次の世代の作り手の役目だとこの言葉からわかります。
危機感は富野監督にもサンライズにもあると。
名前だけ(ガンダムだけ)を覚えられても、そこに関心がなければ内容など気にせず、また、グッズをかったりしなくなり、いずれ過去の作品に。
あんぱんまんを例にあげますと、子供のファンが付き、その親も子供の為にグッズを買ったりで、常に新しい世代を取り込
んでいるが、ガンダムは一世代だけが支えているので、世代交代を考えないとガンダムも過去の作品になってしまいます。
子供達がいかに関心を持ち、ファンが付くか、今後のサンライズやバンダイに期待し、新しいガンダムが生まれ、今後も続いて行く事を祈って、ここで締めたいと思います。
今年一年ありがとうございました ― 2014年12月31日 16:34
今年もいろいろと応援いただき、ありがとうございました。
ガンダムのイベント等をこのブログで紹介でき、少しでもお役に立てたのかと思います。
来年はガンプラ35周年、SDガンダム30周年、オリジンの始動といろいろとガンダムのイベントが多そうですが、がんばって伝えていければなと思っております。
来年もよろしくお願い致します。
皆様 良いお年をお迎えください。
とんにゃん
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