中一時代 1981年6月号2013年01月02日 12:46

    旺文社発行 中一時代 6月号です。
  1981年の6月発行で劇場版ガンダムⅡの公開前です。

  ちなみに旺文社でのガンダム本は発行されてません。



  劇場公開前とあって、ガンダムの紹介がメイン。



  このページのガンダムは左右が逆転してるんですね。
  なんか違和感。


  ここに掲載している①のクラッチバック(レコードを入れてた)と
  ②ショッピングバックは持ってたなぁ。
  今どこに行っちゃったわかりません。。。

5年の学習 1982年5月号2013年01月01日 19:27

  学研発行 5年の学習 5月号
  1982年の発行で、映画ガンダムⅢの上映後の内容です。


  学研らしい本誌で、ガンダム扱うに表題もなかなか固いですw


  右上は若かりし頃の富野由悠季(富野善幸)監督です。
  左上は安彦良和氏です。
  左下は古谷徹氏。
  お三方お若いですねぇ。

  このページには池田秀一氏と藩恵子氏。
  そして左のページには故 井上瑶。


  最後のページは大河原邦男氏のポスター画がありました。


  学研はアニメディアの発行元ですよね。
  このアニメ誌で掲載した内容を5年生用に再編したのかな。

冒険王 放送前のガンダム資料2012年05月21日 08:50


  機動戦士ガンダムが1979年4月に放送開始されて33年。
  その放送開始前にガンダムを扱っていた雑誌があったようです。
  確定できないのは原本が無いので仮定の話になってしまいますが、これから
  ご紹介する資料は冒険王の切り抜きと思われ、本のサイズや文字の使い方
  などを比較して、冒険王ではないかとした訳です。
  機動戦士ガンダムが放送開始後、一番初めにコミックにしたのは岡崎優氏の
  「機動戦士ガンダム」で、冒険王5月号付録小冊子から連載が開始され、
  翌年1980年2月号まで掲載されておりました。

   ≪この連載作品を詳しく調べ2011年にも復刊した冒険王版機動戦士
    ガンダムを比較した内容はこちらで紹介しておりますのでご確認下
    さい。≫

  これから紹介する資料に掲載されている内容として、「4月7日より放送
  開始」と、記載されている事や、岡崎優氏のコミック「機動戦士ガンダ
  ム」の作風でもなければ全くちがう武器等も紹介されている等を考慮した
  上で、5月号以前に発売された冒険王で、ガンダムの放送前となる3月号
  もしくは4月号になるのではないかと思います。
  【注意】2ページ目の右下に別冊付録で大活躍とあるので、もしくは5月
  号の可能性もあります。
  今までのガンダムの資料は1979年4月から始まった機動戦士ガンダム
  の放送後に発売されたアニメ雑誌等が一番古い資料として認識し、197
  9年12月にテレビマガジンの付録が設定資料として一番最初でしたが、
  この資料はそれ以前となる事から、大変貴重な資料となり、また放送開始
  後のガンダム、ガンタンク、ガンキャノンの仕様及び武器に関してもまっ
  たく違い本放送でも出てこない様な武器も紹介されておりますので、資料
  としてはかなりレアな部類に入るかと思われます。
  この資料と後の仕様の違いを重点的にご紹介していこうかと思います。
  長らく説明してきましたが、一様貴重であるとの認識の上、ご覧ください。
  1ページ目の主だった仕様の違い
    まずはガンダムから。
     1.ガンダムの顔、鼻から口の部分が違う。
     2.ガンダムの顔の横のダクト口の数が左右6個づつある。
     3.ガンダムの肩にバズーカ?がジョイントされている。
    ガンキャノンでは。
     1.足にミサイルが付いている。
       本放送ではザクにミサイルランチャー?ミサイルポッド?が
       付いている仕様がありますが、ガンキャノンには無いです。
    ガンタンクでは。
     1.背部に大型のミサイルらしい物がある。
     2.キャタピラ横にミサイルが付いている。
     3・左手先に何やら見かけない武器が付いている。

   2・3ページ目のモビルスーツの仕様と武器の紹介
    ガンダムの紹介文
     身長=18㍍、重量=60㌧ おもに白兵戦用のロボットだ

    ガン・キャノンの紹介文
     身長=17.5㍍、重量=70㌧ おもに砲兵専用のロボットだ

    ガン・タンクの紹介文
     身長=15㍍ 重量=80㌧ おもに戦車戦用のロボットだ

    お気づきかもしれませんが、この時点でモビルスーツと言う名称は
    無かったようです。

   2・3ページ目の武器の紹介
    ガンダムの武器
     1.ガンダム・ハンマー
       説明文
       「ビート・ハンマーで、三角形の先からエネルギーを放出する」
       ビートってなんだぁ。エネルギーが放出したらガンダムはどう
       なるw
     2.ハイパー・バズーカ
       説明文
       「長さ=9.6㍍ 射程距離=10㌔ 戦車の装甲板を貫通し
        破壊する」
       モビルスーツ用ではないのですかw
       ガンダムの肩に乗せる形状が見られますね。しかも残弾は無い
       様で1回しか使えないのか?
     3.ビーム・ライフル
       説明文
       「長さ=5.95㍍ 射程距離20㌔ 熱線ビームを発射し敵
       を破壊する」放送で使用しているビームライフルとほぼ一緒な
       感じですね。
     4.名称不明
       ガンダムの両肩に突き出た棒状のなにか。
       放送ではこれがビームサーベルとして使用されました。


    ガン・キャノンの武器
     1.ビーム・ライフル
       説明文
       「長さ=8.75㍍ 射程距離=30㌔ 狙撃用として使用す
       る」このビームライフルは放送では出てこないですね。
     2.スプレー・ミサイル
       説明文
       「長さ=6.8㍍ 60発のミサイルを同時に発射できる」
       発射口はそんな数ないと思いますが、どうやって同時に発射で
       きるのか。。。
     3.キャノン砲
       説明文
       「長さ=6㍍ 射程距離=10㌔ 300㍉迫撃砲」
       砲兵専用ならもっと射程距離の長い武器にしてほしいもので
       すね。
     4.名称不明
       脚部にミサイルポッド?ミサイルランチャー?がある。
     5.名称不明
       ナイフ型をした武器が左手に握られています。
       砲兵専用でも白兵武器があるんですね。


    ガン・タンクの武器
     1.ビーチ・ミサイル
       説明文
       「長さ=12㍍ 射程距離=1800㌔ 駆逐艦クラスを撃破
       できる」極端に長い射程距離。
       いったいどうやって敵を補足するんだぁ。
     2.クルーザー・ミサイル
       説明文
       「長さ=10㍍ 射程距離=800㌔ 地表すれすれにとぶ
       ミサイル」

     3.ボッブ・ミサイル
       説明文
       「長さ=6.8㍍ 射程距離=20㌔ 260㍉連射用の
       ミサイルだ」
     4.名称不明
       両肩の備えた砲身の長い武器。
       放送でもガンタンクの武器と言ったら120㍉キャノン砲で、
       これは同じ仕様と考えられますね。
     5.名称不明
       右手の武器
       放送のガンタンクの手の部分の武器と同じ仕様。
       ちなみにその武器はボッブミサイルランチャーとなっている。


   機動戦士にのる少年たち
     アムロ
      「ガンダムの提唱者を父にもつ。ガンダムにのり、敵と戦う。」

     セイラ
      「敵ジオンの住人だった。ガン・キャノンの砲撃手となる。」

     リュウ
      「家族をジオンに殺された。ガン・キャノンの操縦士となる。」

     カイ
      「ひとりではなにもできない性格。ガイ・タンクの操縦士と
      なる。」

     ハヤト
      「家族がすべて戦死。気の弱い少年。ガイ・タンクの砲撃手と
      なる。」

    ここで気になるのは、機動戦士にのるとある事から、モビルスーツとの
    名称はまだ使って無いのが分かります。
    それと、アムロの説明文で「ガンダムの提唱者を父にもつ」ん?提唱っ
    ておかしくないですか? せめて開発者とかでは。。。
    セイラの説明文で敵ジオンと出てるので、敵とはジオンの事らしい。
    カイとハヤトの説明文でガイ・キャノンとあるがガン・キャノンの間
    違いです。


  で、いろいろと検証した結果。 これはガンダムの玩具、クローバー製の
  各機体にそっくりなんです。
  下の写真はクローバー製のガンダム玩具を紹介する写真で、良く見ると
  ガンダムの手にしているハンマーはこの設定資料にそっくり。
  ガンダムはやはり玩具を主体に置いたスポンサーで作られていたので
  この資料はクローバーの玩具を元に作ったのではないのかと思われます。
  でも、ガンダムの放送前と言え、ここまで放送内容とずれているのは
  当時だからありだったのでしょうか。 今では考えられないですよね。
  サンライズさん的には黒歴史?w

  原本が手に入りましたらまたご紹介いたします。
  それまで続編をお待ち下さい。

小学三年生1982年2月号2012年01月04日 18:50

FILE S-5

[小学三年生]1982年2月号

映画の公開時期とガンプラが流行っていた頃の小学三年生です。
特集でもガンダムのプラモデル関連がカラーで掲載されています。

機動戦士ガンダムプラモデル特集 第2弾
プラモガンダム改造作戦


ガンプラを塗装してリアルなガンダムに仕上げたり、ザクやドムを
砂漠仕様の塗装にしてみたりとなかなか。
小学生がここまでできる?


映画のポスター仕様のガンダムですね。


そして、ガンダムⅢの映画紹介。

小学三年生1981年12月号2012年01月03日 18:50

FILE S-4

[小学三年生]1981年12月号

ガンダム大決戦と題して、この頃大ブームになっていた
ガンプラを使って戦闘シーンを再現。今で言うジオラマですね。


ジェットストリームアタック!


ガンダム大地に立つ!やジャブロー決戦ですかね。


ガンダムを作ろう!プラモ大作戦
ガンプラの作り方を紹介してます。


この頃は接着剤を使用していたので、輪ゴムでパーツを固定して
接着が完了するまでの工程を説明などなど。



と、全てのページを確認するとなんとガンプラと言う文字がなく
ガンダムのプラモデルと紹介。

いつ頃からガンプラになったのですかね。

大ロボット博2012年01月02日 18:50

FILE S-4

[大ロボット博] 図録

 2007年に国立科学博物館で開催された
 大ロボット博~からくりからアニメ、最新ロボットまで~の
 まとめ図録になります。

この書籍でロボットとして紹介されているのは「機動戦士ガンダム」。
それとガンプラもあります。

その中でもこの書籍での注目は押井守の寄稿です。
「アニメのなかのロボットと未来」と題して、ガンダムを語り、ガンプラが
ガンダムをよりリアルにしたと言っております。

ロボット博の中でガンダムの紹介ページ。

それとこちらがガンプラの紹介ページ。

押井守による寄稿があり8ページにわたってロボットの事を語ってます。